軽貨物について調べると、やってはいけないって言われるけど本当かな…
軽貨物について調べると、やってはいけないって言われるけど本当かな…
軽貨物って、自分に合っているのかな…
軽貨物ドライバーについてインターネットで調べると、やってはいけないという意見があります。
それは果たして本当なのでしょうか。
運送会社で現場経験もある現役シニアマネージャーが、軽貨物のドライバーがやってはいけないと言われている理由を解説します。
現役の視点から理由を丁寧に解説します!
軽貨物がやってはいけないと言われている理由
軽貨物がやってはいけない理由は、以下の通りです。
・拘束時間が長い
・収入が不安定
・体力を使う仕事
・責任が重い
一つずつ解説します。
拘束時間が長い
軽貨物ドライバーの拘束時間が長いことを理由に、軽貨物をやってはいけないと言われています。
拘束時間が長いことは、業界としても問題視されています
国土交通省が発表している「物軽自動車運送事業適正化協議会」の調査データによると
・週6日間以上労働をしている方が4割以上
・1日あたりの平均労働時間:9時間以上の割合が53%
拘束時間が長い中で働いている方が多いことがわかっています。
軽貨物ドライバーの契約で多いのが雇用契約書ではなく業務委託契約の為、稼働時間内での休憩時間確保になります。
配送業務に慣れるまでは休憩時間が少ない現場もあります。
軽貨物ドライバーは人手不足の傾向にあり、労働者の時間が求められているのが現状です。
しかし、業界ではこうした問題に取り組むため、物流企業では運賃の値上げ等の対策を行うなどしています。
大手宅配会社では最大稼働でも週5日勤務や週の労働時間制限など労働環境改善にもアプローチを行っております。
定時を定めている企業様は、残業分をしっかり支払っていますよ!
また、長時間労働の背景には、配送業の大きな需要があります
軽貨物ドライバーは、業務委託契約で仕事をしており、運送する荷物量により収入が変わります。
そのため、軽貨物ドライバーの仕事は、収入を高めることができるチャンスとも捉えられます。
収入が不安定
軽貨物ドライバーの方は、業務委託契約をしている方が多いです。
軽貨物ドライバーの収入は、仕事の依頼数や配送距離に大きく依存するため、実力主義の世界。
また、繁忙期と閑散期によって、月によって収入が変動します。
そのため、安定した収入を得ることが難しい場合があります。
閑散期には収入が落ち込む一方、繁忙期には収入が増える傾向にあるため、一長一短と言えます。
収入の変動があるとは言え、生活に困ることはないので、ご安心ください
閑散期も乗り越えているドライバーの方が多いのが実情です
もしどうしても不安な方は、副業として取り組む手段もありますよ!
週に1回稼働を行い月の売上計算する方法もございます。
ドライバーとして働きながら、工場で短期で働いている方もいますし、収入の補填方法は様々です。
体力を使う仕事
体力を使う仕事だから、きついからやめておけと言われている声も存在します。
ブルーカラーのような体力を使う仕事は、やめておけと言われることがあります。
軽貨物ドライバーと聞くと、重い家電機器を運ぶイメージがあるかもしれません。
運搬する荷物の種類によっては、台車が必要な仕事があるなど、重い荷物を運ぶ場合もあります。
しかし、運ぶ荷物次第によるところが大きいです。
お客様によって納品場所が2階の場合があります。稀にエレベーターが無い建物の配送の場合は手持ちで運ばないといけません。
もし重い荷物を運びたくない場合は、軽い荷物を運ぶ仕事もありますよ!
もちろん、軽い荷物だからといって楽ではありません。
ネットスーパーの食品宅配の際には、卵などを運搬する際には、他の荷物が倒れ、卵が割れてしまう場合があります。
軽い荷物だからと言って安心せず、注意して配達する必要があります。
軽貨物ドライバーの主な仕事内容は以下の通り。
・荷物の運搬と配送
・倉庫作業
荷物を運ぶ仕事のため、肉体的な体力を使う仕事です。
そのため、体力を求められる仕事のため、体力がない方には厳しい仕事です。
体力の負担を減らすために、効率的に作業を終わらせる工夫が必要ですね。
責任が重い
事故を起こした場合には、責任が重いと言われることも挙げられます。
荷物を配送中に事故を起こした場合には、損害賠償されるのではないかというもの。
責任があまりに重すぎるのではないかと思われるようです。
もし事故を起こしてしまった場合には、商品・クライアントによるので、一概には言えません。
もし事故を起こした場合には、貨物保険の適用がされますので、ご安心ください!
少額の小物であれば自分で弁償する場合もあり、高額な精密機械を取り扱う際には、貨物保険が適用される場合があります。
代走屋の場合は、トラブルが起きた場合には、社員が即対応。
トラブル対応をサポートする体制が整っているので、ご安心ください。
軽貨物ドライバーがもし荷物の運搬中に荷物を壊してしまった場合には、下記の保険が適用されます。
・自賠責保険
・貨物保険(運送業者貨物賠償責任保険)
・PL保険(プロダクト・ライアビリティ保険)
適用される保険1.自賠責保険
自賠責保険とは、日本で車を運転する際に必須となる保険です。
事故によって他人を死傷させた場合に補償されるもので、最低限の対人補償をカバー可能。
自賠責保険の補償範囲は以下の通りです。
死亡:最高3000万円
後遺障害:最高4000万円
傷害:最高120万円
適用される保険2.貨物保険(運送業者貨物賠償責任保険)
貨物保険は、任意の保険です。
運送業者が運送中に荷物を破損・紛失した場合の損害賠償責任をカバーします。
具体的には、以下のような場合に適用されます。
荷物の破損:運送中の事故や過失によって荷物が壊れた場合
荷物の紛失:荷物が行方不明になった場合
荷物の盗難:運送中に荷物が盗まれた場合
軽貨物においては、重要な保険となっております
適用される保険3.PL保険(プロダクト・ライアビリティ保険)
PL保険は、商品やサービスの提供に関連して発生する賠償責任をカバーする保険です。
運送中に商品の破損や欠陥が発生し、それによって第三者に損害が生じた場合に適用されます。
主に製造業や販売業者が加入する保険ですが、運送業者も取り扱う商品に関連するリスクをカバーするために加入することができます。
業務内容によって任意の保険に入ることは大切ですよ
クライアント様の契約内容次第では貨物保険の加入がマストになります。
軽貨物をおすすめしない人の特徴
軽貨物をやってはいけない理由を解説しました。
次に、軽貨物をおすすめしない人の特徴をご紹介します。
以下の特徴を持つ方は、軽貨物ドライバーをおすすめしません。
・自責思考がない
・安定を重要視する
・体力に自信がない
・責任感が低い
・ケースバイケースで対応ができない
・運転が苦手
対策方法も合わせてご紹介します
自責思考がない
自営業者として働くため、自責思考は必須。
配送会社が100%悪い!
業界が悪い!
上記の方の場合、働くことが辛いと思ってしまう場合もありますので、おすすめしません。
あくまでも、自分事として業務に取り組めないと、収入を上げることも難しいでしょう。
効率よく荷物を運ぶ方法を模索するなど、今まで以上のパフォーマンスを追求できる方だとおすすめです。
安定を重要視する
個人事業主として仕事をするため、安定を最重要視する方だと、精神的に苦しいかもしれません。
今月は仕事が全然なくて辛いなぁ
例えば、月の収入が上下することが辛いと思う方には、継続して働くことは難しいでしょう。
繁忙期には収入が多いですが、閑散期には収入が減ることも十分にあります。
閑散期に稼働の選択肢が複数あると安心ですね。
荷主とコミュニケーションを取り、安定した仕事作りが求められます。
例えば新しい案件を探したり、定期便などの案件を探したりすることは、働く上では欠かせません。
収入がゼロになることはありませんので、ご安心ください!
体力に自信がない
体力に自信がない方にも、おすすめしません。
荷物を運ぶなどの体力を使う仕事なので、最低限の体力は必要となります。
また、健康管理も仕事の一環。
日々の体力を保ち続けるための体調管理も必要になります。
健康維持が重要な仕事になるので、体調管理には注意したいですね!
責任感が弱い
仕事を決められた時間を守る意識がない方には、軽貨物の仕事を継続して続けることは難しいでしょう。
軽貨物の仕事では、時間通りに荷物を運ぶことが重要な業務です。
そのため、決められた時間に荷物を運ぶことができない場合、荷主から仕事を依頼されなくなることもあります。
仕事に対して責任が低い方だと、仕事を継続することが難しいのが実情。
依頼された仕事を誠実にこなす方だと、荷主からも仕事を発注されやすいですよ!
全ての悩みを解決するサービス代走屋
今回は軽貨物をやってはいけない理由について解説しました。
弊社サービスの「代走屋」では、配達する個数を自分で確認・承認できる為、仕事とプライベートのバランスを取りながら無理なく働くことができます。
自分が納得する働き方をできるから
・体力を使いすぎない
・拘束時間が長くならない
これまで挙げていたデメリットを解消できる働き方が、実現可能です。
また、収入面の不安定さが気になる方でも、問題なし。
大手配送会社を中心に多くの依頼をいただいているため、収入面に関しても、安定的に働くことができます。
ご興味のある方は、ぜひ一度ドライバー登録をしてみませんか。
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