宅配業を行う個人事業主はどんな種類があるのか知りたい…
宅配業ってどんな働き方なんだろう…
個人事業主で開業できる宅配業の話は、あまり聞いたことがないですよね。
しかし、実際は個人事業主として宅配業を開業できるのです。
この記事では、宅配業について興味がある方に向けて、個人事業主で開業可能な宅配業についてご紹介しております。
この記事の内容
- 宅配で個人事業主として開業できる宅配業は?
- 個人事業主として開業するために必要な手続き
- 各宅配業の働き方・メリット・デメリットを一挙ご紹介!
運送会社で現場経験もある現役シニアマネージャーが、宅配業の種類・働き方・メリット・デメリットについて徹底解説します。
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では早速各宅配業の働き方・メリット・デメリットを、徹底解説します!
宅配で個人事業主として開業できる宅配業は?
個人事業主で開業可能な宅配業は、多岐にわたり、代表的な宅配業に絞ると、以下の通りです。
代表的な宅配業
- ネットショップ配送
- 定期便
- ネットスーパー便
- スポット配送
- 食品宅配便(フードデリバリー)
- ウォーターサーバー配送
- ポスト投函便
見たことがある宅配サービスもあるかもしれません。今回は、荷物を運ぶ種類の宅配業に絞って詳細を解説します!
個人事業主として開業するために必要な手続き
個人事業主として開業するためには、必要な手続きを行う必要があります。
(食品宅配便を除く)
個人事業主として開業するために必要な各種手続き
- 軽貨物運送許可:管轄の運輸支局に申請する必要があります。申請には、一定の資格や車両条件を満たす必要があります。
- 車両の用意:個人で用意する場合のほかに、リースで貸出を行っている会社もあります。
- 黒ナンバー:軽貨物自動車で営業目的で貨物を運ぶために必要なナンバープレートです。具体的には、軽自動車(660cc以下の排気量)の貨物車に適用されます。
- 開業届出:最寄りの税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出する必要があります。
- 自動車保険:万が一の事故のために、自動車保険に加入します。
- 事業所:宅配業を行うには、事業所を確保する必要があります。自宅を事業所として使用することも可能です。
詳細な情報は、下記のページにて詳しく解説しています。
個人で開業を考えている方は、漏れがないか一度は目を通しておくことをおすすめします。
各宅配業の働き方・メリット・デメリットを一挙ご紹介!
宅配配送
一般的に1番よく知られている配送方法です。
配送会社と業務委託契約を結び、倉庫を経由し、個人や法人のお客様の元へ荷物を届ける仕事です。
届ける荷物は、多種多様で、本や日用品、電子機器製品など、求められる多種多様の荷物を運びます。
働き方
配送会社から指定された荷物を倉庫へ取りに行き、あとは時間通りに運びます。
車両の中では一人なので、他業種と比べると人間関係にも気を張ることもありません。
メリット
メリットは以下の通りです。
・収入が青天井
・eコマースの拡大に伴い、需要の高まりがある
・自分で業務の進め方やルートを決めることができる
収入が青天井
一番のメリットは、収入に関しては青天井なこと。
1件あたりの単価が決まっていますが、自分が働いた分、収入になるケースが多いのが魅力のひとつ。
自分の頑張った分が報われる仕事なので、仕事へのモチベーションが高まります。
勤務日数が多ければ、おのずと収入も高くなります。
積み込みや配送ルートを考えるなど、自分の裁量で働くことができるため
人から指示をされて仕事をしたくない!
という方にはまさにおすすめの働き方と言えるでしょう。
eコマースの拡大に伴い、需要の高まりがある
eコマース(電子商取引)とは、インターネットを介して商品やサービスを売買する形態であり、近年急速に拡大しています。
この記事を読んでいる方も、一度はネット通販サイトで一度は購入した方も多いのではないでしょうか。
インターネットの普及に伴い、オンラインで購入する需要の高まりから配送量が増え、需要が高まっていますよ!
デメリット
デメリットは以下の通りです。
・車両の維持費などのメンテナンス費用がかかる
・病気などで働くことができない場合、収入が減少する可能性がある
・台車を使った大型家電の配送などの場合、体力の負担が大きい
車両の維持費などのメンテナンス費用がかかる
車両の費用のほかに維持費などもかかります。
例えば、以下の費用が挙げられます。
・燃料費
・税金(自動車税や車検税など)
・車検や点検費用
・オイル交換費用
・タイヤ交換費用
ほかにも、車両のリースを行っている場合は、車両リース料がかかることもあります。
予備費として確保しておくことが望ましいでしょう。
病気などで働くことができない場合、収入が減少する可能性がある
配送会社との契約にもよりますが、病気によって収入が厳守する可能性があることも、注意。
最低限の収入を担保してくれる会社もあるため、配送会社の見極めは重要です。
台車を使った大型家電の配送などの場合、体力の負担が大きい
マンションなどへ大型家電などを運ぶ場合には、体への負担があります。
自分の体を使った仕事なので、日々の体調管理も仕事のひとつ。
夜更かしや深酒など、体調に支障が出ないよう、注意が必要ですよ!
定期便(ルート便)
決まったルートで、荷物を運ぶ定期便です。
例えば、決まったお店に商品を決まった時間に配送するなどがあります。
宅配便は個人のお客様もありますが、定期便は企業へ発送する場合が多いです。
定期便の特徴は、お金と時間の面で安定性が高いことでしょう。
収益の安定性があると、精神的にも楽になりますよね!
働き方
倉庫に荷物を積み込み、指定された時間に荷物を運びます。
1日に5〜30件ほどの荷物を運びます。運ぶ量は他の宅配業と比べ、少ないことが特徴。
メリット
メリットは以下の通りです。
・長期的な契約が多く、安定した収入が見込める
・配送スケジュールを組みやすい
長期的な契約が多く、安定した収入が見込める
定期便の最も大きな特徴は、安定した収入が見込めること。
一般の宅配業と比べ、安定性と収益性が高いことが特徴。
企業への発送なので、収入の目処が立ちやすいことが、大きなメリットです。
収入の大きさより、来月安定した収入が欲しい!
そんな方におすすめな宅配業となっています。
配送スケジュールを組みやすい
配送スケジュールが組みやすく、時間を管理して配送することができることも嬉しいポイント。
不規則な生活になりづらく、プライベートの予定を優先させたい場合にも、魅力的でしょう。
仕事とプライベートを切り分けて、仕事をしたい方にはおすすめの配送業です。
デメリット
・車両の維持費などのメンテナンス費用がかかる
・病気などで働くことができないリスクがある
・同じルートを回るため、変化が少ない
・初期の契約獲得が難しい場合がある
一見、魅力しかない定期便ですが、一部デメリットもあります。
同じルートを毎日回るため、変化が少ない
同じルートを回るため、マンネリになってしまう可能性もあります。
仕事がつまらないと思わないための対策も必要不可欠。
同じコースに慣れてきたらコースの拡大やコースの変更を打診するのも一つの選択肢です。
例えば、車内での過ごし方を充実させるなど、自分で積極的にやりがいを見つける必要がありますね
初期の契約獲得が難しい場合がある
初期の契約獲得にはハードルが高いことがデメリットと言えるでしょう。
個人事業主で信用がないまま、定期便の契約を獲得することは難易度が高いです。
スポット配送
スポット配送は、定期便とは異なり、突発的な配送ニーズに対応する宅配サービスです。
個人事業主としてスポット配送で働く場合、フレキシブルで効率的な働き方が求められます。
あくまでも短期的な仕事のため、
副業としてスポット依頼だけを請け負う方もいます!
働き方
個人事業主として、企業や個人と業務委託契約を結び、単発の配送依頼に応じます。
依頼に応じて特定の場所から荷物を受け取り、指定された場所へ配送します。
急な依頼や緊急配送が多いため、他の宅配業と比べ、早さが求められます。
メリット
スポット配送のメリットは以下の通りです。
・自由な働き方が可能
・報酬単価が高い
自由な働き方が可能
依頼のある時だけ働くことができるため、他の仕事と掛け持ちで働くこともできます。
また、依頼を受けるか受けないかは、自分で判断できるため、裁量の大きさも魅力。
報酬単価が高い
緊急配送や特定の条件下での配達は、高い報酬が設定されていることがあります。
高収入を目指すことができることは、スポットの大きな魅力と言えるでしょう。
イベントや繁忙期などの時期は、スポット配送の需要が高まるため、短期間に収入を上げることもできますよ!
デメリット
スポットのデメリットは以下の通りです。
・車両の維持費などのメンテナンス費用がかかる
・病気などで働くことができないリスクがある
・競争が激しい場合がある
・収入の不安定性がある
競争の激化
同じ地域で働く他のスポット配送業者との競争が激しく、依頼を確保するのが難しい場合があります。
収入の不安定性がある
スポットの依頼は、依頼の頻度やタイミングに依存するため、収入が安定しないことがあります。スポットに依存しないために、他の依頼も合わせて請け負う必要があります。
食品宅配便(フードデリバリー)
その名の通り、食品を宅配する宅配便。フードデリバリーサービスのドライバーが該当します。
顧客は、個人のお客様が主となります。
働き方
飲食店へ行き商品を受け取った後、個人宅へ届けます。
自分が働きたい時に、好きなだけ働くことが可能なので、時間の融通はピカイチ。
人とのコミュニケーションも多くないため
一人で黙々と自由に働きたい方には最適な環境となっていますよ!
メリット
以下がメリットです。
・労働時間が自由
・即日払い
・低い参入障壁
・副業でも始めることが可能
労働時間が自由
自分のスケジュールに合わせて働くことができます。
好きな日に働くことができるため、自由な時間に仕事をすることが可能です。
即日払い
多くのフードデリバリーサービスでは、働いたその日に報酬を受け取ることができます。
即金性が高く、即時の収入が欲しい場合にはおすすめ。
低い参入障壁
車両を持つ必要がなく、バイクや自転車でも業務が可能です。
大きな資本金等も必要なく、すぐに始めやすいことも魅力でしょう。
副業でも始めることが可能
副業で始めることができるため、隙間時間だけ働くこともできます。
ルートも自分で決められるので、裁量も大きいです。
デメリット
以下が食品宅配便(フードデリバリー)のデメリットです。
・収入の不安定さ
・天候の影響
収入の不安定さ
収入は注文の量や時間帯に大きく依存します。
また、繁忙期と閑散期があり、収入が不安定になることがあります。
天候の影響
雨や雪などの悪天候時でも配達を行わなければならないことがあります。
これにより、危険な状況に直面することがあります。
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